医療脱毛についての記事や体験談、口コミを見ると「痛い」という意見をよく目にします。
この記事にたどり着いたあなたも、痛みが気になって契約に踏み込めないでいるのではないでしょうか。
一般的に、医療脱毛の痛みは輪ゴムで弾かれたような痛みと表現されますね。
はたしてその表現は正しいのでしょうか。
医療脱毛は痛い!経験者が感じた痛みの度合い
結論からお伝えすると、医療脱毛は確かに痛い!…ですが、我慢できる程度ですし、痛みを軽減する方法もあります。
医療脱毛で痛みを感じやすい部位は?
痛みを感じやすい部位として、多くの人はVIOと脇を挙げます。
この2箇所は濃い毛が密集している部位です。ほとんどの脱毛器はメラニン色素に反応して効果を発揮します。
メラニン色素とは?
わたし達の肌や毛の色を作る色素のこと。
メラニン色素が多いほど毛は黒くなる。
そのため、黒く、太い毛が多いVIOや脇はレーザーが強く反応し、痛みを感じやすいのです。
さらに皮膚が薄いためこの痛みがダイレクトに伝わってしまうことが、とくに強い痛みを感じる原因です。
個人的には、顔脱毛も痛みを強く感じました。
理由は主に下記の3つだと考えられます。
- 美肌効果が高い脱毛器(刺激強め)を使用したから
- 産毛にも効果を出すためには出力を上げる必要があるから
- 肌が薄く、刺激が伝わりやすいから
医療脱毛の痛みについての口コミ
痛みについて書かれていた口コミを3つ紹介します。
医療脱毛ってもっと痛いのかと思ってたけど、ちゃんと肌状況をみて照射してくれるので全然そんなことなかった~!それなのに、きちんと効果は出ているから凄い!!施術を受けてから肌の調子も良いしとても良い感じです~!
引用:Google
全身脱毛を5回行いました。施術の際はこまめに痛みなどのチェックをするなど常に声をかけてくださるのでとても安心できます。
引用:Google
初医療脱毛で痛みにビビっていましたが、部位ごと都度確認して施術してもらい安心感があります!VIOも耐えられる痛みです。
引用:Google
痛みについて書かれていた口コミを3つ紹介します。
痛みへの気遣いは多くの脱毛クリニックで徹底されているようですね!
「痛みが強くて解約した」「麻酔を使用した」という口コミは少なく、多くの人は我慢できる程度の痛みだと感じるようです。
医療脱毛がエステ脱毛より痛い理由
一般的に、医療脱毛はエステ脱毛よりも痛みが強いと言われています。
理由は医療脱毛のほうが、より出力が強い脱毛器を使用するからです。
出力が強いと、そのぶんメラニン色素にも強く反応します。エステ脱毛よりも高い効果を得られるのはもちろんですが、半面痛みは強くなるのです。
ですが近年、多くのクリニックが痛みを抑えた脱毛器を導入するようになりました。
痛みを感じやすい状態とは?
医療脱毛が痛い理由は「脱毛器の出力」とお伝えしましたが、自らできる痛み対策もあります。
それは、肌のコンディションを整えておくことです。
それでは、痛みを感じやすい肌の状態とはどのような状態なのでしょうか。
ひとつずつ見ていきましょう。
肌がカサカサと乾燥しているとき
乾燥している肌はバリア機能が低下しています。
その状態で出力の高いレーザーを当てることで、刺激をより強く感じてしまうのです。
また、レーザーを当てることで熱が発生すると、肌にある水分が奪われてしまいます。
乾燥がすすみ脱毛効果にも影響が出てしまうので、乾燥肌の自覚がなくても施術前後はとくに保湿を念入りにしましょう。
日焼けしているとき
日焼けをすると、肌にメラニン色素が多く作られます。
前述したように、多くの脱毛器はメラニン色素に反応して効果を発揮します。
当然、毛のメラニンだけではなく肌のメラニンにも反応してしまうので、痛みが強くなります。
さらに、日焼けをしている肌は既に軽くヤケドしている状態です。
そこにレーザーの熱を当てることでさらに炎症を悪化させる可能性もあります。
生理中で肌が敏感になっているとき
生理前から生理中にはホルモンの影響でメラニンを生成しやすくなったり、肌が乾燥しやすくなります。
そうなると当然、先に述べた「肌が乾燥しているとき」や「日焼けしているとき」のような状況になり、痛みを感じやすくなったり肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
脱毛の予約は、なるべく生理前から生理中を避けることで痛みを軽減できます。
医療脱毛が痛い場合の対策
医療脱毛の痛みが心配なら、これらの対策をしておきましょう。
痛みの少ない脱毛器にしてもらう
脱毛器について調べていると、レーザーの種類や照射方法、脱毛器の名前など、いろいろと情報が出てきて混乱してしまいますよね。
痛みが少ない脱毛器をシンプルにお伝えすると、「ダイオードレーザーを搭載した蓄熱式脱毛器」です。
「ダイオードレーザー」はレーザーの種類、「蓄熱式」はレーザーの照射方法です。
この条件を満たした、日本で多く導入されている脱毛器の名称には以下のものがあります。
- ラシャ
- メディオスターシリーズ
(例:メディオスターNeXT PRO、メディオスターモノリス) - ソプラノシリーズ
(例:ソプラノアイスプラチナム、ソプラノチタニウム)
痛みが心配な場合は、これらの脱毛器を使用しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
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麻酔を使用する
医療脱毛で使用される麻酔は、主に「麻酔クリーム」と「笑気麻酔」の2種類です。
それぞれの特徴を見てみましょう。
使用方法 | 特徴 | 費用 | |
麻酔クリーム | 施術の約30分前に自宅またはクリニックで塗布 | 成分はリドカイン。 塗布後徐々に肌の感覚が麻痺し、痛みを感じにくくなる。 一度に使える量に制限があり、脇やVIO、男性のヒゲなど、局所的に使用される。 |
無料~3,000円 |
笑気麻酔 | 鼻からガスを吸引 | 成分は亜酸化窒素と酸素を混合したもの。 数十秒で効き目が出る。 暖かく、眠たいような感覚になり痛みや脱毛の不安を感じにくくなる。 鼻炎や花粉症で鼻が詰まっていると使用できない。 |
3,000~10,000円 |
麻酔クリームは対応しているクリニックが多いです。
一方、笑気麻酔は対応クリニックが少なく、金額も麻酔クリームと比べて高めに設定されています。
また、どちらも施術部位の数やかかる時間によって金額が変動する可能性があります。
痛みに対して配慮のあるクリニックを選ぶ
脱毛クリニックのホームページには、料金、効果、脱毛器の種類、痛みなど、それぞれのクリニックの強みが記載されています。
痛みが心配なら痛みへの配慮を強みとしているクリニックを選びましょう!
医療脱毛だからといって、すべてのクリニックが麻酔を用意しているわけではありません。
麻酔の使用可能かどうか必ずチェックしてください。
回数を重ねるごとに痛みは軽減されると覚えておく
回数を重ねるごとに脱毛の痛みは軽減していきます。
理由はレーザーに強く反応する太い毛が、回を重ねるごとに少なくなっていくからです。
人によっては徐々に痛みに慣れていく人もいます。
初回が痛かったからといって、すぐに解約の検討はあまりおすすめしません。
医療脱毛は痛いけど耐えられる!(まとめ)
医療脱毛の痛みは耐えられる痛みです!
クリニックによっては「テスト照射無料」や「1パーツ1回¥100」など、本契約前に体験できるシステムがあるので、心配であれば試してみましょう。
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